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試合結果

【K-1,Krush】Krush.118試合結果!

本日10/17㈯後楽園ホールで開催。

スーパーライト級タイトルマッチに抜擢された中野が前日計量を大幅に超過。ノンタイトル戦に変更されるが試合は行われる。その他、バンタム級王座決定トーナメント一回戦に注目。

後語り動画をアップしました!是非合わせて観て下さい!


第10試合 スーパー・ライト級
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)
中野滉太(POWER OF DREAM)計量超過で減点2スタート

計量超過となった中野は今回2回目、なおさらタイトルマッチとあればどんな事情でも今後のペナルティーは避けられないか。

1R佐々木はミドルとローで相手を探る。中野は強烈なフックを中心にロープに詰めて振るっていく。やや被弾気味の佐々木だが、終盤は見切ってきたか。かわす動きが軽快になっていく。2Rフック主体の中のが右ストレートを放つと佐々木は少しぐらつく。これで攻撃をインプットするのが佐々木だが今回はまだバリエーションにやや戸惑いがあるか。自分からの攻撃がなかなか出せない。3R両者笑いながら打ち合う。中野攻撃は捨てがないのに佐々木を捉えるあたり、末恐ろしい。佐々木はペースを握らせまいと手数は出すが、試合内容ではやや押されていると思う。最後は打ち合いながら両者笑い合って試合終了。29-28,30-28,29-28で佐々木勝利。減点がなければ中野の勝利だっただけにこれは再戦が見たい。中野強さを称えながらも減量失敗については、選手だけでなくジム関係者の緊張感が必要、これを言いたいが為にこの試合をしたと発言。最後はお子さんをリングに上げて勝利を祝した。


第9試合 スーパー・ライト級)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)

松本は厚生労働省勤務の国家公務員でありながら定期的に参戦し、Krushでは負けなし。前回はウェルター級現王者山際和希に競り勝っている。開始早々、前に出て小刻みなパンチと膝で攻め立てる松本。鈴木はミドルをあまり蹴らずパンチで応戦する。両者削り合いの展開となり、鈴木の顔に傷が蓄積する。両者一歩の譲らずの展開だが2R終盤連打でぐらつかせるが、松本は耐える。3Rひたすら打ち合いの展開になると松本はダメージが残っており、下がるようになる。鈴木は追いかけてボディ、膝、ストレートに繋げると恐らくボディで松本ダウン。苦悶の表情で立ち上がれない松本。松本を倒し切った鈴木の気持ちの強さが見て取れた。


第8試合 クルーザー級
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/真正会全日本ウェイト制空手道選手権2017重量級優勝)
サッタリ・ウィラサクレック(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン)

サッタリは強靭な体でゴリゴリ前に出てパンチ連打。谷川はこれを耐え続け1R後半にはローとボディに打ち分けてサッタリを止める。サッタリは破壊力十分すぎるが、スタミナはどうか。しかし、サッタリは2Rも攻撃を止めない。谷川は攻撃が見えてきて対応するもサッタリの圧にやや屈する展開。2R残り僅か、谷川が攻めに転じようとして前に出たところでサッタリの右フックがカウンター気味にヒット。谷川は前のめりにダウンし、レフェリーが試合を止めた。このインパクトは大きい。カリミアンに続く国内在住の外国人の登場はクルーザー級を盛り上げるだろう。


第7試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント一回戦
多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity)
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)

多久田はさながらオランダのキックボクサーのようなスタイルの良さ。高身長で懐深く蹴り中心に試合を作る。黒田は前回の晃貴戦で見せたスピードとキレでどっしりと構える多久田に飛び込んでにストレートを当てると多久田は都度体が流れてしまう。多久田も必ず攻撃を返し印象を取り返すも崩れが目立ってか、黒田が本戦判定勝利。次戦の吉岡と黒田はテクニックとスピード感満載のハイレベルな戦いになりそうだ。


第6試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント一回戦
吉岡ビギン(team ALL-WIN)
池田幸司(ReBORN経堂)

大本命吉岡は高身の池田に対して距離を詰めることができず、攻めあぐねる。蒼士戦のようなスピードとテクニックを発揮できず、池田の良さが光る。しかしながら手数と有効打では吉岡で判定2-1で吉岡勝利。池田は3R前に出て膝を打ち込むスタイルが確立できれば、この先さらに強くなりそうだ。吉岡は体が重くなっているのか、それとも高身相手が苦手なのか。やや雲行の怪しいスタート。


第5試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント一回戦
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

橋本はサウスポーに構えての左ミドルがキレる。これを受ける藤田だが下がらずに前に出てパンチで続けると乱打戦へ。2Rまでは橋本ペースに見えたが最終ラウンドは藤田のパンチも的確にヒットする。高速の打ち合いの中で一進一退の攻防となり、序盤の印象を残した橋本が判定勝利。


第4試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント一回戦
萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
峯 大樹(若獅子会館)

萩原が詰めて、峯が下がりながら的確に攻撃を当てる展開が続くが、前に出る萩原の印象が良い。ローも的確にヒットさせる萩原。萩原は手数と圧力が変わらない。峯はダメージこそなさそうだが、印象が悪い。3Rも萩原はさらい圧力をかけると峯はやや疲弊しだしたか、乱戦でパンチをもらう展開に。萩原が自分の土俵に引きづりこみ判定勝利。今日の萩原からは意思の強さを感じる。


第3試合 スーパー・フェザー級
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

1Rからキレのあるパンチを振るう安達。伊藤はこれを見切りミドルとローを蹴り分ける。ここでダメージを蓄積させた伊藤の見栄えがいい。2R安達は作戦を変えて接近しボディを打ち始めると伊藤のスタイルが崩れ始める。3R安達がパンチで強引に攻めると伊藤は連打を浴びる。ここで完全にペースが安達に行くかと思われたが、伊藤も勝負に出て右ストレートでダウンを奪う。ここで試合終了。環境を変えた伊藤が一歩踏み出した素晴らしい試合。


第2試合 女子フライ級
真優(月心会チーム侍)
小澤聡子(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

真優が序盤パンチでぐらつかせるが、小澤は打たれても下がらない。真優はハイキックとミドルでぐらつかせるも、小澤はやはり下がらず、真優の蹴りにカウンターストレートを合わせていることもあってか、真優は蹴り数が多くない。終始有効打を与えた真優が判定勝利。


第1試合 61kg契約 
齋藤祐斗(JK TRIBE)
利川和希(K-1ジム五反田チームキングス)

両者距離が合わないか、組み付きが多く膠着した試合展開。斎藤をいなし続けた利川が判定勝利。

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  • この記事を書いた人

jonny

格闘技視聴歴15年。入口はK-1 MAXからです。現在は月1回程度会場観戦をしています。主にキックボクシングとMMA、一部プロレス、ボクシングについても記事を投稿していきます。

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