大会終了後には、K-1DXのアンチ×芦澤も速報していきます !(別記事)
YouTube後語り公開しました!合わせてご視聴下さい!
【エキシビション】
1R両者蹴り合い、お互いに胴回し回転蹴り。2R武尊ややリミットブレイクしパンチで攻めると才賀は仰け反るようにパンチをもらう。その後もパンチの手を緩めない武尊。才賀の良さを消す武尊。これは洗礼なのか。
↓事前見どころ紹介動画です↓休憩中にでも!
目次
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ
安保瑠輝也(team ALL-WIN/王者)
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元Krushスーパー・ライト級、ライト級王者)
山崎の左膝から腿にかけてがっつりとテーピング、影響がないと良いが。安保は今回はリカバリーも順調そう。山崎は開幕から全速力。連打で詰めるとロープ際で左フック連打でダウンを奪う!安保は立て直す様子もなく飛び膝で応戦。これを山崎は見るとさらに左右の全力フックを振るう。すると打ち合いに来る安保に強烈なカウンター(タイミングでそうなった)の左フックがクリーンヒット。安保は真後ろに倒れて立ち上がれない。ここで試合終了。ここでなんと中継が終了。山崎のコメントはどこいった。。。魔裟斗からは最近のYouTubeからはチャンピオンとは思えない内容もあったと辛辣なコメントも有り。
フェザー級
江川優生(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPフェザー級王者、元Krush王者
椿原龍矢(月心会チーム侍/K-1甲子園2017 -55kg優勝)
椿原の抜刀ポーズと笑顔が素敵。椿原は足を使いながら、ロー、前蹴り、ジャブを駆使し江川を入れさせない。江川は時折強引にパンチで入りに行くが、逆にアッパーをもらう場面も。2R椿原は江川の入り際にジャブ、前蹴り、膝を合わせると江川は攻めてを欠いて、大ぶりやバックブローを繰り出すもこれは読まれている。このラウンドも椿原が優位に試合を進める。これは西京戦が頭をよぎる。3R江川はあまり蹴りを出さないので、椿原の足を止められない。江川は森坂戦の悪夢が頭をよぎっているか。椿原は付き合わず、ストレート、テンカオで入り際の江川に対応しながら印象を残す。江川は力み、椿原は勢いを増す。ここで試合終了。下剋上の椿原!お見事!これはダイレクトでタイトルマッチが組まれるか。判定30-29×2,30-30。椿原はタイトルマッチをアピール!月心会の地元で3連勝を歓喜した。
63.5kg契約
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPライト級、スーパー・フェザー級王者)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級王者)
契約体重からか卜部はやや体が緩い。しかし、力強さはミドルから見て取れる。功也は左ミドルを蹴りながらプレッシャーをかける。篠原は時折飛び込んでの右ストレートでスレスレの場面を見せる。両者見合いながらの展開。2R功也が距離を詰めて左右の速いストレートでダウンを奪う。功也は詰め寄ると再度篠原をパンチでふらつかせるも、篠原のパンチも死んでおらず功也はパンチをもらってやや下がると再度見合う展開に。3R序盤篠原のワンツーすストレートで功也が尻もちをつくとこれにダウン宣告。功也は否定するも宣言はくつがえらず。功也は前に出てボディを効かすと篠原棒立に。それでも篠原はそこからパンチで再び功也をふらつかせる。終盤はロープに詰めてボディを徹底的に攻めると防戦一方に。両者ダウン1回づつ。28-26,28-28,27-27で三者三様でドロー。最後のラウンドを9-8につけたジャッジがいる模様。このままだと功也有利だが、篠原はもつか。延長R功也はジャブ、左ミドルで場を制す。篠原は前に出られない。篠畑はミドルにカウンターを合わせるも功也は頭を上げて確実に対処している。篠原は右腕もミドルで潰され策が尽きたか。10-9×3で卜部勝利。両者脆さがあってなんと緊張感のある一戦か。しかし、卜部の技術は衰えていなかった。自身のALONZA FITNESSの会員さんへの感謝、キャリア50勝目。これからは65kgで三階級制覇を狙うことをアピール!体を作っている途中だったのか、これは納得。
スーパー・ライト級
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
不可思は右ロー、平山は左ジャブで試合を作る。平山のジャブはかなり走っている。不可思は詰め寄ると右ローを強振。このままペースを握ると思われたが、平山のカウンター気味の左ジャブ気味のストレートで不可思ダウン。不可思はダメージがある。2R不可思は距離を詰めてジャブを防止する。そして右ローを蹴り続けると平山は明確にダメージを見せる。ここで不可思はギアを上げてパンチもヒットするが、ここで平山のショート左フックが再度ヒットしダウンを奪う。不可思は2度ダウンをしており、KO勝利する他なくなった。平山は激闘派のスタイルを一新してきた。切れが素晴らしい。3R再度平山のアッパーがヒット。再度不可思ダウン。後半平山はローのダメージを見せるも耐え、打ち合いにも過度に付き合わず。平山がまさかの完勝。しかし、この強敵を相手に完勝し、平山が覚醒した。30-24×3。
スーパー・ウェルター級
和島大海(月心会チーム侍)
ラーシーシン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF世界ウェルター級王者
和島サウスポー、ラーシーシンオーソドックス。両者強烈なミドル、ローを蹴り合う。ラーシーシンのローは強烈で和島体流れる場面も。蹴り合いでも今のところ互角。終盤飛び込んだ和島のアッパーでラーシーシンにダウン宣告あるも、これはプッシュによるもの。ただし倒れ方からしても仕方ないような気もするが。。ラーシーシンはここで前に出てくるが、和島も蹴りで応戦。ここで和島が飛び込んでアッパーからのローのコンビネーションを打つとラーシーシンは倒れこむ。これはアッパーによる失神で和島が凄まじいKO勝利。ラーシーシンとほぼ同ルールで接戦を繰り広げた日菜太との差もこれは明確か。。父の誕生日祝いと木村へのリベンジを誓うと会場の木村はサムズアップしてその意向を評価。あのダウン宣告がなければラーシーシンは荒っぽくなることもなかったかもしれないと思うと、複雑な気持ちでもある。。
女子ミニマム級
MIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元シュートボクシング日本女子ミニマム級王者、SB Girls S-cup 48kgアジアトーナメント2016優勝)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級王者)
高梨はデビューが遅かったのか。現在27歳、MIOの方が年下だったとは。MIOの衣装がSB時代へ別れを告げるような、KREST主張。既に感慨深すぎる。MIOはロー、前蹴り主体、高梨は強烈でスピードのあるストレートを時折ヒットさせる。両者展開はほとんどないが、高梨はどっしり構えて懐が深くMIOが近づけない。2R高梨は距離を制しMIOのパンチが届かない距離でストレートを的確に当てる。MIOはこの距離を潰すことができないか。高梨はギアを上げジャブも当ててリズムを掴む。3R高梨は前蹴り、ミドルが非常に良い。MIOが前に出ると打ち合いの距離になる。MIOがパンチを届かせるが高梨はカウンターでストレートを次々ヒット。打ち合いでも高梨が完全に距離を掴みなんと、キャリア6戦目ながら大物MIOを下してしまった。高梨の相手は今後いるのだろうか。MIOは高梨を目指し再浮上する戦いになると思うが、この2人以外の主力がRISEにいる分展開が読めない。高梨はこの試合KOできなかったことを猛省。まだまだレベルアップすることを誓った。
クルーザー級
加藤久輝(ALIVE/元HEAT総合ルール・ミドル級王者)
杉本 仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ
加藤は左ストレートを中心に序盤から倒しにかかる。杉本はかなりもらっており、ダウン寸前のダメージがあるが、後半立て直し冷静に対処する。2R杉本は左のローを主軸にペースを掴みにかかる。加藤はややペースを押さえて遠目から前蹴り、左ストレート・ボディを狙う。加藤は攻め疲れがあるか。杉本はコーナーに詰めて連打を当てると加藤はコーナーから逃げることができない。3R杉本のローが効き目を発揮すると加藤は距離を詰め0距離での打ち合いへ。打ち合いでのヒットは加藤が的確にヒットしているも杉本は前に出て印象は良い。30-29,29-29,29加藤が一票支持を得るも規定票数に達さず延長に突入。スタミナだと杉本の方がやや有利になるか。加藤のスタミナの消耗が激しい。杉本は振り絞ってロープに詰めると伸びる右フックでダウンを奪う。ここで連打するも加藤もギリギリで耐える。杉本は疲弊すると加藤のバックブローやアッパーでぐらつくも耐える。加藤もスタミナ切れで追いかけることができない。加藤がゴングと同時に胴回し回転蹴りを見せるもこれは当たらず10-8×3で杉本が強敵相手に判定勝利。
ライト級
朝久泰央(朝久道場)
弘輝(team ALL-WIN)
フェイスtoフェイスからバチバチの一戦。これは弘輝の作戦か。朝久はパンチで応戦する。朝久がいつもの手数を出せずにいると弘輝の飛び膝がヒットし朝久ダウン。弘輝はべた足で詰め寄り朝久は手数が出せない。しかし、朝久も打ち合うと後半はパンチで朝久が連打を当て弘輝は棒立ち。2R朝久はパンチで打ち合うと弘輝をロープに詰め連打でスタンディングダウンを奪う。弘輝は大量の鼻血を見ている。再開後弘輝が間に出て膠着するかと思われたが、朝久の左ハイがクリーンヒット。この展開でこの引き出しは素晴らしい。弘輝が失神し、朝久がビッグインパクトを残した。11月福岡大会で太郎君のコーナーに出たいと発言。これからの自分と弘輝の活躍を主張し、あまりに良過ぎる人柄が垣間見えた。次は、遠回りしないマッチメイクに期待したい。パンチでもここまでとなると末恐ろしい選手。
ライト級
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
SEIYA(MAD MAX GYM)
K-1グループの中で最も好きな瓦田選手。ここで強敵を迎える。瓦田がステップを踏みながら右ミドルと右ストレートを強烈に打ち込む。中盤SEIYAのパンチがヒットし瓦田がややぐらつくも立て直す。瓦田は詰めても体を振って焦点を絞らせない。2R同様の展開となるが、瓦田はややペースが掴めず雑な印象。瓦田は眉尻をいつしかカットしている。SEIYAはカウンター狙いか切り口が見つからないか。両者有効打に欠ける。3RSEIYAは前に出始めるもパンチが顔を捉えることができない。瓦田は変わらず前に出て飛び膝、離れては思い切りパンチを振るう。瓦田はステップを切らさない。瓦田のミドルはしなるように強烈なミドルを放ち多少被弾しても前に出る。SEIYAは最後まで展開を作れなかった。瓦田は大舞台で力んでいたか。前戦のようなリラックスしたストレートを繰り出せればさらに実力が発揮できる。30-29×3で瓦田の判定勝利。魔裟斗からはパワーが出れば怖い選手になると評価。今回はSEIYAの良さを消す作戦に徹底したのは良かった。次戦に繋がる勝利。
スーパー・フェザー級
TETSU(月心会チーム侍)
西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
西本が前蹴りと左ジャブで試合を作る。TETSUは西本の蹴りに左ストレートを狙う。接近して打ち合いの展開になると西本の左右のフックがTETSUを捉えるもTETSUは打たれ強く、しっかり攻撃を返す。打ち合いの展開では西本の優勢か。西本のハンドスピードが素晴らしい。2RTETSUはやや距離を取り速射砲のロー、ミドルで立て直す。西本はややペースを乱されパンチをもらうようになると、フックをもらいぐらつく。TETSUは勝機と見て連打で畳みかけるも西本なんとか耐える。魔裟斗はTETSUのスタイルを若い頃の武尊と評価。3R西本は立て直し、距離を詰めてパンチで攻める。TETSUは消耗しているか攻撃をいなしながらカウンターを狙う。西本は詰めてボディを打つとスタミナ切れと相まってTETSUは苦しそうな表情に。しかし、TETSUも積極的にパンチを繰り出す。打ち合いの中で試合終了。30-28×2,30-29でTETSU勝利。2Rの優勢と3R劣勢を返す手数とタフさが勝利に繋がった。
スーパー・ライト級
泰斗(韓国/LEOPARD GYM)
近藤拳成(大成会館)
両者落ち着いてローを蹴り合い距離を計る。1分過ぎると拳成は中央を取りプレッシャーをかける。拳成はロープに詰めると右フックをヒットし泰斗はダメージを見せる。拳成が連打すると泰斗は耐えきれずダウン。泰斗は左瞼から出血。残り10秒泰斗は凌ぐ。2R拳成は詰めて連打。泰斗は打ち合いに応じ被弾するも倒れない。しかし、終盤はコーナーに詰められると泰斗は連打に倒れる。かなりダメージを見せるも再度立ち上がりこのラウンドも凌ぐ。3R開始直後泰斗にドクターチェック。右の側頭部が陥没しており、ここでストップがかかる。拳成がTKO勝利。魔裟斗からはスピードが課題と指摘が入る近藤3兄弟。緩急がつけばこのパンチ力は怖い。来年65kgの世界のベルトを取るといままで見られない強気なマイクアピール。これは成長が楽しみである。
【プレリミナリーファイト】
スーパー・バンタム級
黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
三井大揮(WIZARDキックボクシングジム)
三井はムエタイの実績がありながらアップライトには構えず。黒田が上背とリーチでは優位。黒田のストレートが時折三井を捉える。三井はミドルと飛び込んでのフックを振るうが黒田を捉えることができない。三井はミドルを積極的に蹴るが、蹴り際にストレートを合わされている。2R黒田は長い手を活かして物差しのようにして三井のサークリングを封じるとロー、膝で支配する。三井はやや攻めてを欠いてしまう。3R三井は潜り込むようにしてパンチを振るうが見切られているか。黒田はペースを崩さずに際の膝で有効に試合を進める。三井は最後まで黒田を崩すことができなかった。30-28×2,30-27で黒田判定勝利。
フェザー級
髙橋直輝(若獅子会館)
石田龍大(拳心會館/K-1甲子園2019 -60kg優勝)
石田は大ぶりの変則的なパンチで髙橋を翻弄する。髙橋は面喰らうが得意のローで立て直す。髙橋は前足のローと踏み込む奥足のローで試合を組み立てると石田は有効打を当てることができなくなる。石田は変則的なパンチに加え、キレイなストレートも併せ持つが髙橋はこれを見切る。終盤は両者手数が少なくなるが、髙橋のローが決め手となり髙橋判定勝利。30-28,30-29,29-28
ライト級
梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA/K-1カレッジ2019 -65kg優勝)
永井卓海(team ALL-WIN)
開始早々詰める永井。手足の長さと技のキレ、思い切りの良さが安保を思わせる。序盤からストレート、ミドル、三日月で攻める永井。中盤永井のダブルストレートの二発目を被弾し梨緒弥ダウン。その後決めに来た永井だが、打ち合いの中で右フックを被弾。永井ダウン。1R終了。2R両者ややギアを落とすが終盤永井の飛び膝がヒット。さらに飛び膝で追いかけ梨緒弥ダウン。さらに打ち合いでも永井がゴング間際にダウンを奪う。3R梨緒弥はリスクを追って打ち合いに挑む。永井は長距離攻撃にシフトしミドル、ハイキックで組み立て梨緒弥が疲弊したところで撃ち抜く右ストレートでダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。永井は師匠安保のさながらのファイトスタイルで2戦2勝2KO。
フェザー級
山脇魁斗(K-1ジム心斎橋レパード)
立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
序盤、両者ロー、ミドル主体に攻めの機会を探る。本戦でもおかしくないレベルとキレのある両者。2Rは距離を詰めて打ちあいに転じるとやや立基の圧力とパンチの精度が目立つが差はほとんどない。両者ボディをからめながら同じように威力のあるパンチを交錯していく。やや立基のボディが印象良いか。3Rプレッシャーの立基に対して、山脇は下がりながら細かくパンチを当てていく。立基は詰めて強烈なボディを打ち込むもヒット数なら山脇か。30-29,30-29,29-28で立基が勝利。2Rのボディが印象を取り、3Rも前に出る試合が山脇の手数を上回ったか。山脇は勝利が遠いが実力は誰しも認めるところ。
53kg契約
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg優勝)
豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg優勝)
山脇が一回り大きい。喧嘩四つの体制から両者飛び込んでのビッグヒットを狙うもリーチ差からか組付が目立つ。2Rには飛び込み際の山脇に対して豊田の左ショートフックがヒット。カウンター気味にヒットし山脇ダウン。すぐに立ち上がり打ち合いの展開に持ち込む山脇だが、パンチの打ち合いではコンパクトな振りの豊田がやや有利か、3R倒しにかかる山脇だが、やや粗くなり豊田も深追いはしない。終盤山脇のハイキックが豊田を捕らえ、あわやの場面を作るもダウンを奪うことはできず。30-28、29-27×2で豊田初勝利。
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