8/9,8/10 RIZIN22,23 追加対戦カード発表皇治も参戦！

本日、RIZINが追加対戦カード発表記者会見を行った。RIZINは連続イベント開催と同時にクラウドファンディングを開始し支援を募っており、本日時点で1,600万円の超える資金を支援を獲得しているが目標の5,000万円にはほど遠い状況。今回、スカパーで配信されるPPV視聴券(1般価格5,500円に対し、支援の場合は5,000円となる)新たに支援に追加されたことで残り3週間でなんとか目標額を達成したいところ。本日の会見ではイベント両日の追加対戦カードと新生K-1で活躍し人気選手の筆頭であった皇治の参戦が発表。皇治の対戦カードは当初那須川天心にオファーしたそうだが、拳の怪我で全治4週間と発表されており実現が叶わなかった模様。皇治の対戦相手が現在調整中で後日発表される。

皇治は新生K-1在籍中より他団体との交流を常々アピールし続けていたが、叶うことはなかった。昨年11月の横浜大会では、元総合格闘家川原誠也との一戦に対他団体という可能性を感じ出場をしたが、その会見・勝利後のコメントでのアピールするも願い叶わず。以降、K-1の公式イベントから除外されていることやSNSでの発言から、K-1との契約期間中でも違約金を支払って他団体に参戦することが予想されていた。今回、会見に登場した皇治は、K-1への感謝、K-1愛を今でも持ち続けていることを述べ、その上でファンを第一として今回の移籍に踏み切ったと告げた。また、対戦が熱望されている武尊、那須川天心の対戦を実現するための橋掛かりとしてRIZINに来たことを付け加えた。K-1との契約期間は大阪のタイトルマッチ前に3年契約を交わしたとしており、向こう1年間の契約が残っていたようで、兼ねてより噂されている試合後1年間に加えて、タイトル戦の際や選手の知名度が高騰した際に再契約を交わすものと思われる。おそらくそのタイミングでファイトマネーのベースが上がるというのが管理人個人の推測である。K-1を契約期間中に離脱することに対しては、東京で家が買えるほどの違約金を支払っており、数千万円ということがわかる。2部制の会見で皇治だけで半分の尺を擁する歓迎っぷりに皇治の話題性と知名度は大きいものであることが伺える。RIZINとしてもこの危機に皇治の存在は頼らざるを得ないところだろう。皇治は当社8/16に大阪でメインの試合が決まっていたようだが、流れている模様。今後の試合については、寝技も可(真偽は不明)とのこと。シルバーウルフで練習ができなくなり、今は左右田泰臣のジムをメインに練習しているようである。

1 皇治がRIZINに参戦したことで武尊×天心は実現するのか？
2 8/9 RIZIN.22 STARTING OVER
3 8/10 RIZIN.23 CALLING OVER

皇治がRIZINに参戦したことで武尊×天心は実現するのか？

まずは「皇治が参戦したことで、違約金を支払えば武尊もRIZINに参戦できることを示した」という可能性は低いと思う。そんなことはわかりきっていたことであるし、武尊がK-1を捨てて他団体に移籍することはないと皇治も痛い程認識しているからだ。皇治本人もK-1代表として他団体に挑戦することをアピールしており、お互いに違約金を支払ってRIZINに行くことが解決になるとは思えない。皇治は今後の試合等を通じて、榊原CEOや格闘技界に対しての発言権をより強めていって・・・という構図を考えているのだろう。そのため、現実的には今回の参戦だけでは夢のカード実現に近づいたということはないと思われる。

一方、SNSでは皇治参戦が良くも悪くも話題を呼んでいる。武尊は皇治の発言を否定するツイートをしており、あくまで今の立場で、自分の力で夢のカード実現に向けて動いていることを主張。那須川天心は今回の件については触れず、皇治との対戦オファーも知らないと発言した。その他、両ファンからは大事にすることでより試合が遠のく、皇治が実現に寄与する等両側面の意見が見られた。

よって、現時点では変化なしと捉えるのが妥当でしょう。それでも皇治の発言力。影響力が甚大なので皇治の活躍で展開が変わることに期待しましょう。発言をすれば全て前向きにというわけにもいかないのがなんとも悲しいことです。

余談が長くなってしまいましたが、以下対戦カード。