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試合予想

【Krush】Krush113注目ポイント【試合予想】

概要:2020年5月30日(土) 後楽園ホール

昨日は、当初Krush113の開催日であった。コロナウィルスの影響により開催有無は現状分からないが、前回の112は無観客で開催されている。本大会も当初の4月25日からスライドかつ、大阪大会との合同開催となった。

プレリミナリーファイトは開催予定となっているが、4月25日現在発表されていない。前述のスライドにより本戦12試合のボリュームであるが、多くのファイターもためにもプレリミナリーファイト追加を願う。

【第1試合】バンタム級  西林翔平×玉川らいと 

西林はk-1ジム福岡からの参戦、対する玉川はk-1アマチュアAクラスでの2度の優勝歴。

【第2試合】バンタム級  倉田永輝×片岡祐嘉

倉田はクレスト所属で2戦1勝1敗。片岡は前回110回大会で狂拳迅選手とのデビュー戦同士対決で判定負けしている。片岡は既に洗練されたトータルファイターという印象でゲスト解説の石川直生さんも本戦中盤くらいの実力との太鼓判。今回はクレスト選手を相手に実力を発揮できるか?

【第3試合】スーパー・フェザー級  小久保裕気×北村夏輝

小久保はk-1アマチュアAクラスの優勝歴あり。過去には山本直樹から判定勝利しているが戦績は6戦2勝4敗と結果が出ていない。今回は約1年ぶりの試合であり、再浮上に向けた一戦となる。対する北村は格闘代理戦争出身でキャリア2戦目に挑む。デビュー戦では提髪和希に差をつけられての判定負けをしており、こちらも落とせない一戦となる。

【第4試合】ライト級  竹内悠希×志村力輝

竹内は強烈なパンチが持ち味であるが、ややアラいスタイルで星を落としていた印象。チームキングスに移籍し時間も経つので、テクニックの向上が見たいところ。対する志村はグループ3戦目、ここで実力が見える一戦が組まれた。

【第5試合】ライト級  龍華×塚本拓真

龍華は大沢文也主催のジムに移籍し初の試合となる。KHAOS8のワンデートーナメント優勝からの好調を維持できるか。対する塚本はキャリア5戦目、4試合登場の志村にKO勝ちしており、4・5戦目はライト級の実力査定マッチか。

【第6試合】スーパー・ライト級  斉藤雄太×大泉翔

斉藤は2014年からKrushに参戦しており、今回キャリア11戦目となる。前戦は泰斗にKO負けしており、浮上に向けた一戦となる。大泉はボクシングで西日本新人王を背景にK-1グループに参戦。実績とキャラクターから山際和希、木村ミノル、海斗の試合を用意されたが、いずれも敗れている。運営としては、話題性や華のある選手だけにここで初勝利のシナリオを描いて用意された一戦に思える。

【第7試合】スーパー・バンタム級  蒼士×璃明武

蒼士は晃貴・椿原龍矢から勝利をあげているが、吉岡ビギンに僅差の判定負けを喫している。バンタム級でも試合可能とのことだが、今回はスーパーバンタム級で無敗の新鋭を迎え撃つことになった。対する璃明武はキャリア6戦6勝の19歳。デビュー戦の吏羅戦は度重なるローブローが気になったが、以降は盤石の強さを見せ、さらなる強豪との一戦が組まれた。同階級のKrushチャンピオンは玖村弟、続いて軍司の構図となっている。(玖村兄、林弟は離脱中)本戦勝利者は軍司と時期挑戦者決定戦を行う予感。テクニックでは蒼士、フィジカルでは璃明武か。個人的勝利予想は蒼士がカーフキックを効かせ判定勝利。

【第8試合】フェザー級  桝本翔也×椿原龍矢

桝本はスーパーバンタム級からフェザー級に階級を戻して2連勝。パンチ力には定評があるが、直近ではKO勝利からは遠のいている上、強豪選手との試合も少なく、実力査定マッチと言える一戦が組まれた。対する椿原はスーパーバンタム級から階級を上げての一戦。類まれなテクニックで強豪から勝利をあげてきたが、階級アップで倒せる試合ができるかどうか。個人的勝利予想は椿原がテクニックで翻弄し判定勝利。

【第9試合】ライト級  里見柚己×瓦田脩二

里見は110回大会でラウェイ王者の金子大輝にKOし、改めてパンチの強さを見せつけた。対する瓦田は109回大会で格闘代理戦争出身の稲垣柊をKOしており、両者連勝をかけた一戦となる。瓦田は、長身から繰り出すストレートと膝蹴りが武器で中野滉太や蓮實光にも勝利している。本大会では同階級でのタイトルマッチも行われ、本試合は同階級での3~4番手を決める一戦という印象。個人的勝利予想はボディが弱点の里見に対し、瓦田が膝蹴りでKO勝利。

【第10試合】スーパー・ライト級  中野滉太×瑠久

中野はK-1王者武井・江川・カリミアンと同門のパワーオブドリーム所属の21歳。前回はK-1名古屋大会で平山迅にKO勝利している。他のPOD所属選手に比べアラい試合をする印象だが、パンチ力・当て勘は一級品。対する瑠久はK-1甲子園準優勝(その年の優勝は近藤魅成。ハイキックのKOシーンは度々登場w)の実績を引っ提げ連勝街道を突き進んでいたが、大舞台で近藤、山崎に敗れトップ戦線まであと一歩という印象。同じく21歳。名古屋大会で山崎に敗れた後、もっと強くなれる環境を探す旨のコメントがあっただけにこの参戦は嬉しい。※管理人は瑠久Tシャツ買いましたw 瑠久は相手のプレッシャーに飲まれる傾向があり、メンタル面の改善が見られるかどうかが勝負を左右すると思う。技術は両者拮抗・パワーはやや中野か。それでも期待を込めて瑠久のKO勝利と予想。 

【第11試合】スーパー・ライト級タイトルマッチ 王者 佐々木大蔵× 挑戦者 近藤拳成

王者佐々木は前チャンピオン鈴木勇人に2連勝。111回大会でベルトを戴冠し2階級制覇を達成。キック5冠王の不可思に勝利するなどテクニックは日々進化し、穴も見えない。対する近藤はキャリア7戦3勝3敗1分。近藤3兄弟の知名度から対戦相手は強豪ばかりで、戦績は良くないが、大阪大会ということもあって挑戦者に大抜擢された。(大阪大会から後楽園にスライド)試合展開は、終始佐々木がテクニックで圧倒すると予想。しかし、佐々木はスロースターターの印象があり(安保戦の1R)、近藤が1Rに一発当てられれば勝機はあるか。佐々木は1Rから見切れるかどうか、近藤はこれまでと見違えるほどキレのあるパンチを用意できるかが勝負を分けると思われる。個人的勝利予想は、佐々木の判定勝利。

【第12試合】ライト級 王者 ゴンナパー・ウィラサクレック× 挑戦者 篠原悠人

両者は2018年12月の大阪大会で開催された世界最強決定トーナメントで対戦歴あり。その際は、開始早々、奇襲を仕掛けた篠原がKO勝利している。ゴンナパーはそこからご家族の不幸もありタイに帰国、110回大会で復帰し横山巧に完勝しタイトルを防衛。篠原は川崎真一朗との一戦以来不運が重なり試合を行っていなかった。試合構図はミドルを蹴りながら、距離を詰めてパンチを打つゴンナパーに対しカウンターを狙う篠原という構図を想定。ゴンナパーは一度ダウンを取られると過度に打ち合う印象があり、早い段階で篠原がダウンを取れればそのままKO勝ちもあり得る。逆に篠原が1,2Rミドルで距離を取られながら削られていくと、パンチをもらってKO負けすることもあり得る。篠原は打ち合いでパンチを被弾することが多く、打たれ強く無い為、早いラウンドでKOできるかが勝利の分かれ目か。個人的勝敗予想は、ゴンナパーがミドルで削って3RパンチでKO勝利。

GONG(ゴング)格闘技 2020年 7月号

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  • この記事を書いた人

jonny

格闘技視聴歴15年。入口はK-1 MAXからです。現在は月1回程度会場観戦をしています。主にキックボクシングとMMA、一部プロレス、ボクシングについても記事を投稿していきます。

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