本日11/3日(火・祝)開催のK-1福岡大会の模様を随時アップ!
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↓過去の一部試合の見どころです↓
目次
第10試合 K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ
シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM/王者)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/挑戦者、Krush王者
K-Jeeはボディ連打から打ち合いを仕掛ける。その後ボディ顔面へと打ち分け連打。カリミアンは倒れこむようにダウンするが立ち上がる。しかし、意識が朦朧としているのかカリミアン。K-Jeeは連打を仕掛け連打を続けるとカリミアン動けずタオル投入。K-Jeeが特攻でベルト奪取。カリミアンは今回は冷静に現実を受け入れている様子。解説魔裟斗は400~800mを全力でダッシュするようなプランと表現。K-Jee「文化の日は毎年K-1福岡大会を定着させたい、アマチュアやプロイベントを九州でやればどんどんスターが出てくる思う。チャンピオンの夢は叶ったが、選手層はまだまだでこの階級をどんどん強くしていく」と発言。
第9試合 女子フライ級
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GP王者)
壽美(NEXT LEVEL渋谷)
力量差がもっとあるかと思っていたが壽美が大きな壁を越えて成長しているように見える。KANAの蹴り終わりに壽美のストレートがヒットし、KANAが少しふらつく。KANAのハンドスピードとキレやさらに上がっているか。壽美は前手のガード良く、打ち合いにおいては互角の展開を見せる。試合を組み立てるのはKANA。見栄えではKANAが良いが、有効打では壽美か。3R壽美は前蹴りが良い。前手と合わせて予防線になっている。打ち合いでも壽美のヒットの方が多いか。KANAは後半雑になり、前蹴りとパンチを貰い続ける。カタが整っているがまだKANAはバリエーションは富んでいないか。壽美が3-0で判定勝利。ここまで成長するとは。このままダイレクトリマッチでタイトルマッチとなればKANAも対策し結果は変わるかもしれない。グレイシャアさんら参謀の作戦の良さも光った試合。それでもここまで作戦を遂行できるのは技術だ。大号泣の壽美はマイクでベルトが欲しいと発言。おめでとう。
第8試合 ウェルター級
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ・闘英館)
トファネリは前回RISE ON ABEMAで原口健飛と対戦し階級差を活かした打たれ強さで前に出続けたが判定で敗れている。トファネリは得意のバックスピンを放つが野杁は動じず。強烈なローを主体に三日月も蹴り分ける。近づいてはボディ、顔面へと繋げるもトファネリもカウンターを狙って鋭いフック、アッパーを放ってくる。2R接近して強烈なボディー連打、トファネリはたじろぎ下がるが倒れない。野杁は距離を取り右ストレートを打ち込むとトファネリは倒れこむようにダウン。決めにかかる野杁だがトファネリはタフで倒れない。3Rトファネリは前に出始めかけ逃げとクリンチが多い。野杁は詰めてボディからローに繋げるがトファネリは頑丈過ぎる。決めきれず腑に落ちない表情の野杁だが完勝。30-27×3で勝利。
第7試合 スーパー・フェザー級
朝久裕貴(朝久道場/武林風WLF -60kg級王者)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
大岩はいつも通前に出て右ストレートを打っていく。序盤ややもらう朝久だが、前足から奥足に強烈なローを打ち込むと大岩の動きに鈍くなってくる。朝久はパンチ、前蹴り、ローを打ち分け大岩は愚直に前に出るのみ。3Rは朝久のペースになり、大岩は足に来ている。パンチ、ロー、飛び膝と多彩な技で圧倒し朝久30-27で圧勝。試合後のマイクでは大岩の強さを称えともに精進していくことを語った。
第6試合 クルーザー級
RUI(PURGE TOKYO) ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)
RUIもPURGE TOKYO所属となり、五反田、蒲田の選手が大幅移籍。ANIMALは細かなステップから飛び込んでの左右フックが協力。RUIはこれを見切り飛び膝、テンカオを連続ヒットし倒れてもおかしくない攻撃を与えながらもANIMALは怯みもしない。RUIはANIMALの頑丈さに心が折れ始めているか。2Rアニマルがプレッシャーをかけ続け下がったRUIにパンチ連打でダウンを奪う。再度詰めて2ダウンを重ねたANIMALがKO勝利。実力者RUIから初参戦のANIMALがインパクト抜群の勝利を挙げた。マイクでは中村Pお気に入りの「好きなバナナは食べ物です。キャラが被る愛鷹選手、戦おうよ」と対戦アピール。会場に来ていた愛鷹は立ち上がるがリングインはなし。愛鷹の復帰戦はANIMALで決定か。
第5試合 スーパー・フェザー級
山本真弘(N.F.T.T./元IT’S SHOWTIME世界-61kg級王者、Krushライト級(60kg)GP 2009優勝、元全日本フェザー級王者)
SATORU成合(K-1ジム総本部チームペガサス)
山本は細かい技術を駆使しながら打ち合いの展開を作らない、SATORUも深追いせず激闘派らしからぬ技巧派な戦いを見せる。山本はスウェーバックからのシャープなフック等ここ数戦では一番いい動きを見せていたように思う。3R終盤、SATORUは打ち合いの中で左ボディをクリーンヒット。山本は堪らずダウン。これが決定打となりSATORUが判定勝利。30-28×3の判定であり、それまでは山本も非常に動きが良かったが、一発の威力と体格はやはり衰えがあるか。
第4試合 女子アトム級
山田真子(KINGS/元J-GIRLSアトム級王者、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者)
優(北斗会館押上道場)
優はフォルム差を活かして懐深く構えると山田は入りづらい様子。優は先手を取りセーフティゾーンを意識して試合を作る。山田は時折飛び込んでのパンチ、組み際、離れ際の小刻みなパンチで技術を見せる。2R山田は接近してボディ、顔面へのラッシュ。優はガードを固めて耐える。山田はボクシング仕込みでスタミナも問題なさそうだ。優は受けながらバックブローを狙うが、山田はパンチがないと見たか意に介さない。3R優は鼻血を見ている。優は丁寧に構え距離を意識する。山田は時折飛び込みチャンスを狙う。優はカウンターの膝、ミドルキックを狙うとこれがローブローになってしまう。山田は優の蹴りに飛び込みのカウンターを狙っている。終盤試合巧者の山田は印象と取りにラッシュを仕掛けこのラウンドの印象を取ったか。山田は倒せなかった不安を露わにしている。30-29、30-28×2山田勝利。
第3試合 ライト級
水町 浩(士魂村上塾/元RISEライト級王者、元WMAF世界ウェルター級王者)
竜樹(ウィラサクレック・フェアテックス九州)
竜樹は佐野純平戦のパンチ力が印象的。水町は40歳で再度K-1参戦。バックスピンやバックブローを多用する水町。技の度に倒れこんでしまいややバランス感覚が落ちているのか。水町はかけ逃げのような形で竜樹の攻撃を凌ぐ。2Rまで竜樹の攻勢に見えるが、3R水町は前に出て左右のフックを強振すると竜樹は少したじろぎ水町が印象を取る。本戦は水町を1者支持するが、2者はドローとし延長へ突入。延長Rスタミナが厳しい水町は下がりながら大技狙い。竜樹は詰めてミドル、パンチを打つも決定打とはならない。水町は終盤連打で印象を作ると水町が3-0で勝利。プレゼンターTATSUJI。マイクを持つとここで引退を発表。「人生は試練の連続です。皆さん一人ひとりが人生においての闘い試練に勝つことを祈っています。」とこれまでの22年間の格闘技人生が滲み出る発言。お疲れ様でした。
第2試合 スーパー・ウェルター級
小鉄(K-1ジム琉球チーム琉神)
絢太(CUC)
絢太はミルコに憧れているらしく時折変則的なハイキックを見せる。小鉄はどっしり構えてロー、前蹴りでコツコツ当てる。2R前蹴りか効果を発揮したか、絢太は動きが鈍くなる。小鉄は詰めてカウンター気味のオーバーフックでダウンを奪う。その後小鉄のローがローブローとなり、試合が止まると再開後、パンチが交錯し今度は小鉄がダウン。小鉄はノーダメージをアピールするとその通り平然と前に出る。その後絢太が下がると小鉄のミドルが鳩尾にヒットし絢太ダウン。3R小鉄はボディ攻めを徹底し膝で絢太を棒立ちにさせると連打で沈めカウントを待たずKO勝利。マイクでは来年九州大会を希望。自分自身もまだまだ試合できるとアピール。
第1試合 スーパー・バンタム級
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級(53kg)王者)
壬生狼一輝(力道場静岡/大和バンタム級王者)
1階級上げての晃貴、壬生狼は前回急遽KrushEXに参戦し倉田永輝に判定勝利し大抜擢。これまで7戦7勝。晃貴はこれまでのベタ足のスタイルから足を使うスタイルに変えてきて被弾が少なくなった印象。壬生狼は一発のキレがあり、飛び膝を狙っているか。2Rまで全く互角の打ち合い。両者ビッグショットはまだない。3R前に出る壬生狼はボディに強烈に打ち込む。晃貴も必ず打ち返し一方的な展開にさせず。やや晃貴は疲れとダメージが見えるが延長もあり得る。30-29×2、29-30で壬生狼勝利。どちらの良さも出たいい試合。壬生狼はこのチャンスを掴んだ。晃貴は武尊スタイルを封印しての初戦、すごく良かった。
【プレリミナリーファイト】
第4試合 スーパー・バンタム級
野田 蒼(月心会チーム侍/K-1甲子園2020 -55kg優勝)
紫苑(KIZUNA田川本部道場)
K-1甲子園優勝の野田が2ラウンドにダウンを奪い、判定勝利。
第3試合 59kg契約
寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
貞松宏隆(Mataharigym)
寺田が早々にダウンを奪い、右ストレートで豪快にKO勝利。貞松もダウン後に強打を当て返した。
第2試合 スーパー・フェザー級
勇治(K-1ジム総本部チームペガサス)
志樹(シルスジム)
1Rカウンターで先手の志樹、だがその後勇治のパンチをもらい2ダウンを喫する。その後は勇治が優勢に進め判定勝利。
第1試合 53kg契約
大石和希(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)
1R両者攻撃を散らし一歩も譲らぬ工房。西林はハイキックの多彩が魅力。2R大石が体格差を活かして詰めてのパンチで印象良い。3R大石のパンチ連続ヒットし西林ぐらつくも打ち返し印象を取り返す。2Rの優勢から大石反転勝利。