本日6月10日、ABEMA、Instagram等でRISEのWEB会見が行われました。RISE伊藤代表と那須川天心が登場し、7月11日㈯に「Cygames presents RISE on ABEMA」と題したテレビマッチを行うことが発表されました。
伊藤代表が昨今のコロナウイルスの影響を受け興行が難しい状況であることを述べ、選手たちの意欲や生活の為に、RISE初のテレビマッチに踏み切った経緯を明かしました。今回はタイトルにある通りABEMAの独占配信となります。
RISEはコロナ禍で5大会が中止となっており、2月の後楽園ホール大会以来の大会。那須川天心は自分が先導して試合をすることで他選手も追随することができるだろうと発言。
【対戦カード】 全7試合
-68kg契約
山口裕人×松本芳道
-55kg契約
田丸辰×MAKING
-67kg契約
原口健飛×ヴィトー・トファネリ
-58kg
鈴木真彦×ウィサンレック・MEIBUKAI
-69～72kg契約
中村寛×？？？
-65～66kg契約
白鳥大珠
-57～58kg契約
那須川天心×？？？
今回は、コロナウイルス感染防止の観点から通常よりも少し重い階級で契約となり、両者の通常体重をヒアリングしながら減量過多にならないよう配慮。当日計量となり、地方選手の東京滞在時間を減らすこともコロナ対策に繋がるとアナウンスされました。※海外選手はお馴染みの日本在住の選手たちですので、渡航の必要はない選手となっています。
おおよそ通常契約+2Kg程度になっており、契約体重を見るだけでも中村選手や原口選手は試合前かなり減量していることがわかります。※追記：原口選手はナチュラルで66kgだそうです。今回は相手に合わせてとのことでした。
中村、白鳥の対戦相手は調整中であり、後日発表されるようです。
那須川天心の対戦相手は一般公募
そして、那須川天心の対戦相手は本日～6月15日までの公募によって決定されることが明らかになりました。(RISEルール)
応募資格は18歳以上の男性に限られ、ジム代表の同意が必須になるとのこと。その後、契約関係含めRISEクリエーションにより決定するようです。
伊藤代表からは「若くて勢いのある選手」「那須川天心を食ってやるという選手」「チャンピオンクラス」「心身ともに鍛えられたアスリート」との希望選手像が挙げられました。
那須川天心からは「実力がある人」「今後格闘技を盛り上げるパワフルな気持ちのある人」に出てきて欲しいとコメント。
放送内でコメントで名前が出た選手(現実味のある選手のみ)
・大雅 伊藤代表「いい選手だが、通常体重が重いのでは」
・安本晴翔 KNOCKOUT参戦選手(キックボクサーなら最有力だが、体重差が少しあるか)
・扇久保博正 MMA
・朝倉海 MMA(少し体重差がありそうですが、一番盛り上がりそうですね。)
・若松佑弥 MMA(ONEと契約中なので難しいか)
・佐々木憂流迦 MMA(かなり減量して60kgなので難しいか)
・石井一成 (6月28日BOM参戦が決まっている。)
※武尊については、放送内で注意喚起があり明確に否定された。
公募はRISE公式アカウント、那須川天心のツイート上の応募フォームから募集する。
最後に那須川天心は「僕の試合が見れるだけでも喜んでくれる方がいますし、プラスでしかないので、格闘技界を再生させたい」と発言し会見を締めくくった。
これは格闘技界にとってはかなりポジティブな発表になったと思います。那須川天心の相手は現在おらず、伊藤代表も試合を組むのが本当に難しそうです。本来であればいきなり天心戦に挑むことはできないので、国内選手にとってはビッグチャンスとなりますね。個人的にはRIZINに参戦していて契約関係が問題なさそうなMMAファイターとやるのが面白いと思います。正直キックボクサーには相手がいないと思うので、一発のある選手に来て欲しいですね。
※裕樹戦は秋以降になるようです。このカードが消滅しなくて良かったと同時に、裕樹選手はかなりキツイ減量をまた1からすることになるのでそこが心配です。
