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大会情報

海外キックボクシング団体の再開について

コロナウイルスの影響を受け、海外ではロックダウンによる感染防止策が実施されています。格闘技大国オランダは今なおロックダウン中であり、海外キックボクシングの大手GLORYでは大会情報は依然発信されていない状況です。一早く終息を迎えた中国では武林風が国内選手のみを集めた大会を開催していますが、アジア圏最大格闘技団体ONEはまだイベントアナウンスすらできていない状況です。昨日の記事での取り上げましたが、チャトリCEOよりシンガポールは6月もロックダウンとなることが明かされました。そんな状況ですが、国内格闘技が復興の兆しを見せているのと同様に、続々と海外大会の情報が出回ってきています。海外サイトの情報ですので、詳細はわからないことが多いのですが、本日は海外キックボクシングイベント再開について書いていきたいと思います。対戦カードなどほぼ不明で抽象的な情報ではありますが、スケジュール感の把握にお役立ていただければ幸いです。各大会の詳細が公式でない場合については、海外サイト様のツイートを貼っておきます。※英語表記です。

≪Enfision≫ オランダの団体

9月4日~10月3日の間に5つのキックボクシングイベント、5つのケージMMAイベントを開催するとしている。

≪Kunlun Fight≫ 中国の団体

6月5日、6日にイベントを開催するとアナウンス。コンバットプロフェッショナルリーグと銘打たれたシリーズで、国内ジム対抗戦を行う模様。FacebookとYouTubeで配信は視聴できるようです。

≪BFC≫ ベラルーシの団体

こちらは5月28日本日開催のようです。ベラルーシと言えば、新生K-1スーパーウェルター級チャンピオンであったチンギス・アラゾフ選手の出身国です。ベラルーシはヨーロッパの中ではコロナを一早く乗り越えて、国内選手で72kgトーナメントをやるようです。よく見ると、バナーにアラゾフ選手のロゴが入っており、試合は組まれていませんがベラルーシでは偉大なキックボクサーとして認識されているようです。

≪KOK Classic≫ こちらは南ヨーロッパの団体のようです。

6月27日にリトアニアで大会開催とあります。また、8月22日にはボスニアヘルツェゴビナで旧K-1に出場していたジャバッド・ポトラックとフレディ・ケマイヨの一戦が行われるようです。(K-1当時の表記)

以上です。情報量が少なく曖昧で申し訳ありません。6月に入って世界的にもキックボクシングイベントが開催が続々アナウンスされています。4月~5月にキックボクシングの70kgトップ選手が軒並みONEと契約をして、局所集中のように思えますが、国内でもしっかりトーナメントが組めるのはまだまだ未発掘の選手が多いということですよね。今後の構図として、各地の大会で強豪が生まれ、日本のK-1や中国で活躍。そしてONEと契約といったピラミッド構造が生まれてくるのではないでしょうか。ONEでピークを終えた選手が地方凱旋して有終の美を飾るといった流れも非常に面白いですよね。ONEと言えば5月から開催されている武林風に出場している選手の中からもONEと契約した選手が出てきているようです。(チャア・アオチー等、関係ないですがリュー・ウェイ選手も載っていました。)7月くらいにONEでキックボクシングのトーナメントやキックボクシングだけの大会が開催される可能性は非常に高いと思います。ONEの登場で変わり行くキックボクシングの今後も非常に楽しみです。

GONG(ゴング)格闘技 2020年 7月号

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  • この記事を書いた人

jonny

格闘技視聴歴15年。入口はK-1 MAXからです。現在は月1回程度会場観戦をしています。主にキックボクシングとMMA、一部プロレス、ボクシングについても記事を投稿していきます。

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