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5/31 本日の格闘技ニュース速報【修斗,ONE】

本日は、国内では「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.3 ABEMAテレビマッチ Supported by ONE Championship」が開催。国外ではUFCも開催されています。さらには、ONEのアスリートコラボIGライブでは秋山成勲も登場し、久々の格闘技コンテンツ盛沢山の一日となっています。今回は、ONEのアスリートライブと修斗の試合実況をお届けしていきます。

【ONEアスリートコラボIGライブ】5月31日(日)

三浦彩佳と秋山成勲の柔道家コラボが実現。コロナ自粛期間中に開催されるコラボライブは今回で最後となります。以下、文字起こしのようになりますが、ライブ内容を書いていきます。

【近況について】

≪三浦≫

前回のテオ戦で眼底、眼壁子骨折。回復は順調であり、ダブルビジョンの弊害も今はない。

≪秋山≫

ハワイに在住、ジムは閉鎖中で練習はできていない。

【三浦から秋山への質問】

◆総合格闘技をする上、柔道家のクセがでますか?道着(着用ルール時)は重くないですか?

クセは出る。道着は重いが当時はそれを意識できないくらい無我夢中だった。

◆おしゃれな印象ですが、服装に気を遣っていますか?

格闘家はカッコ良いというイメージの元、ストレスにならない程度に気を遣っている。

◆常に体がキレている印象ですが、食事に気を遣っていますか?

食事を意識し、ストレス食べたいものが自然と体を作るものになる状態。炭水化物はほとんどとっていない。脂質は魚・ナッツで摂取。ハワイはオーガニック食材が豊富で日本より単価が安い。

◆オフの過ごしかたは?

風に当たったり、体のリフレッシュに使っている。

◆格闘家としての課題は?

体の衰えがあり、スピードとスタミナを意識している。

◆ONEの特徴は?

会場の空気間、団体というより国ごとの空気間の違いがある。

◆今後の目標は?

一試合一試合に集中し勝つこと。

【秋山から三浦への質問】

◆格闘技を始めたきっかけは?

勤務していた接骨院の近くに現在のジムができて、長南代表が来院したのをきっかけに格闘技に参戦。

◆格闘家として、得したこと損したことは?

得:人との出会い、損:周りは結婚して子供がいることが多い。だが、幸せでもある。

◆女子格闘家の恋愛事情は?

セコンド彼氏率が8割説(笑)。

【MMA PLANETからの公開質問】

≪秋山≫

◆ONEと契約していない韓国選手で一押しは?

チャトリCEOからリクルーターとして認められており、今は誰というのはないが(強いて言うなら全員)、今後はどんどん出していく。

松倉信太郎を活躍次第でONEにリクルートする計画がある。(キック・ムエタイともに)

≪三浦≫

◆2月のシンガポール大会は痛みが顔に出ていたと思うが克服する取り組みは?

長南代表からも叱責があり、技術的に練習で克服して行く。

【フリー質問】

◆今後の予定は?

両者:今はまだわからない。10月日本大会の実施有無は不明。

◆減量幅は?

秋山:ほとんどない、少し足りないくらい。三浦:ONEの減量法はストレスがない。

秋山選手の話題振りと進行が素晴らしく、これまでのプログラムの中でも完成度の高い放送会でした。松井珠理奈さんのコメントもありましたね。


【プロ修斗ABEMAテレビマッチ】

コロナによる感染リスクを避ける為、タイトルマッチ以外は全て1階級上のリミットで試合が行われました。解説は青木真也選手と宇野薫選手。

対戦カードの詳細は事前記事を参照下さい。↓

第1試合 ライト級

✖木下タケアキ×〇西川大和(判定0-3 18-20×3)※2R制

西川は打撃とタックルを万遍なく繰り出す。木下は組み力は若干不利な印象。打ち合いの場面でも西川のハンドスピードが速く、木下は下がる展開になり得意の蹴りを出せない。トータルで有利に試合を進めた西川が判定勝利。解説青木からは宿題が残る試合、評価できるものではないとコメントしたが、ポテンシャルからすればもっとできるといったところだろうか。

第2試合 フェザー級

〇石井逸人×✖斎藤翼(判定3-0 29-28,29-28,29-27)

2R石井のパンチで斎藤がダウン。石井がバックにつくが展開の中で向き直る。斎藤は復活し肘を数回落とす。すると石井は疲労が見え始めるが、再度タックルからテイクダウンに成功。しかし立ち上がられ終盤は斎藤がパンチを打つ展開に。

3R。斎藤はプレッシャーをかけながらパンチや飛び膝を繰り出す。石井はかなり疲れている様子。斎藤は距離を詰めるが、石井を捕らえることができない展開が続き、打ち合いでは石井のパンチを逆に被弾。斎藤は組みつくが、展開が作れず、ラスト30秒で打ち合いに行くも決定的な場面は訪れず。

2Rのパンチが評価され石井が判定勝利。勝利後マイクを要求する石井だが、青木からはここはマイクはいらないとの辛口評価。

女子スーパーアトム級トーナメント準決勝1回戦

〇杉本恵美×✖中村未来(2R スリーパーホールド)

戦前では解説席一同、杉本の一方的展開が予想されていたが、拮抗した展開に。

1R。杉本は開始早々両足タックル。しかし、中村は腰が強く、倒れない。ブレイクがかかった後も再三タックルを仕掛ける杉本だが、中村を倒すことができない。

2R。同様の展開でタックルに来た杉本に対し、中村はニンジャチョークを仕掛ける。極まったかのように見えたが、杉本は逃れる。その後も中村は足関節を狙うなど、キャリアからは想像できない多様な技を仕掛けていく。それでもタックルに固執した杉本はついにテイクダウンを奪うと中村は少し消耗しているか。力なくバックを許す。杉本が畳みかけ、スリーパーが極まると中村はタップ。青木からは中村に対しよく頑張ったと称賛の声があり、宇野からも一方的になるとかいってすみませんと中村のポテンシャルを評価した。

女子スーパーアトム級トーナメント準決勝2回戦

〇黒部三奈×✖大島沙緒里(3R TKO パウンド連打)

1R。黒部はスロースターターとの解説通りの展開に。開始早々、大島がスピードのあるダブルレッグタックルからテイクダウンに成功。バックを取りかかるが、黒部は一度立ち上がる。その後も大島はテイクダウンするが黒部は立ち上がり続ける。しばらくすると黒部は慣れてきたか、タックルを切りプレッシャーをかけていく。終盤、黒部の肘、パンチが連続でヒットし好印象を残す。

2R。完全に黒部はスイッチが入ったか。プレッシャーをかけて打撃を当てる展開に。黒部がタックルでテイクダウンしたかと思えば、大島は反転して返す。しかし、黒部は潰して粘り強くパンチを打ち込む。組み合った状態では黒部に分があるか。立ち上がって組み合うと、黒部は膝をヒットするが、一度離れる。大島がタックルからテイクダウンに成功するも、黒部は返して上を取ると肘、パンチを打ち込む。大島は防戦一方でストップされてもおかしくない展開となるが、ここでラウンド終了。

3R。早々にタックルに入る大島だが、黒部は潰してテイクダウン。そこからパウンドを打ち続ける。マウントポジションに移行しパウンドを打ち続けると大島が動かなくなったところでレフェリーが試合を止めた。

7月26日後楽園ホール大会の決勝では杉本×黒部となった。


≪チャトリ・シットヨートンCEOのインタビューが公開された≫

・今後半年から1年間は全て無観客試合となるだろう。

・再開後は若松、平田、秋山、岡見、内藤(のび太)、猿田、青木の試合は組みたい。

特に若松は毎回見たいと言われるほど。

大会のスケジュールや予告されているビッグアナウンスは今回は発表されなかった。


第5試合 バンタム級

〇清水清隆×✖小堀貴宏(2R TKO パウンド連打)

AOKIプロジェクトで3月29日大会で平良達郎と試合が組まれた清水だが、コロナの影響で試合が流れていた。

1R。清水は大ぶりの左フックを見せながらプレッシャーを掛けていく。ローを出していく清水に対し小堀は手を出さない。小堀は終盤ローに対するダメージが見え始めるも手が出ず、清水が主導権を握ったままラウンド終了。

2R。1R同様の展開が続く。小堀はリーチ差を活かしてジャブを打ち始めるが、展開に影響はしない。後半、小堀のカウンター気味の右フックがかすめ、清水がダウンするも小堀は追撃できず、逆に後ろに倒れこむ。清水はフラッシュダウンだったか、すぐに追いかけパウンドを連打すると徐々に効果を発揮しパウンドアウト。マイクでは世界王者扇久保博正にタイトルマッチか返上かを訴えた。

AOKIプロジェクト提供マッチグラップリングルール(72kg契約)

△世羅智茂×△岩本建汰

時間切れ引き分け。

第7試合 セミファイナルライト級

〇SASUKE×✖西浦ウィッキー聡生(判定3-0 30-27×3)

1R。SASUKEが早々にテイクダウンし、肩固めを極めかけるがここは外れる。しかし、SASUKEは上からポジショニングしパウンド・肘を連打。ウィッキーは終盤蹴り上げを見せるもホーン。SASUKEが終始コントロールした印象。

2R。見合う展開からウィッキーはノーモーションのパンチを見せるウィッキーだが、展開の中で蹴り足を掴まれてテイクダウンを許す。その後展開が乏しく、SASUKEが首を取りかけるシーンもあるが、決定的な展開とはならず。そのままラウンド終了。

3R。見合った展開から、ウィッキーのノーモーションのストレートが複数ヒットSASUKEは耐えるとテイクダウンに成功する。以降は1R,2R同様の展開と思われたが、残り1分30秒でSASUKEはバックを奪取。バックから強烈なパウンドを打ち込むが仕留めきれずに試合終了。SASUKEがコントロールしきったが、ウィッキーはほぼ何もできなかった。

第8試合 メインイベント修斗世界バンタム級暫定王者決定戦

岡田遼×倉本一真

1R。倉本は早々にタックルに突っ込みテイクダウンに成功。バックにつく倉本は岡田をローリングしジャーマンの準備をする。倉本が顔を下げた瞬間に岡田はギロチンチョークを仕掛けるとがっちりとロック。しかし、倉本はバスターのようにして力技でなんとか抜く。倉本は消耗しているか。岡田は立ち上がりスタンドの展開にしたところでホーン。

2R。倉本はパンチで岡田をコーナーに詰める。岡田は距離を取っていなしながら長期戦狙いか。それでも倉本は接近し組みつくが岡田は付き合わず、距離を取り倉本を動かせる。倉本がさらに接近してくると岡田は向き合って左右のフックを振るうと、カウンター気味にヒットし倉本がダウン。倉本のダメージは甚大で岡田は鉄槌を落としていく。再三立ち上がって逃げる倉本だがふらついており、岡田が追撃のフックを放つと倉本は真後ろに倒れこみ試合終了。なんと一度も投げられず。勝利後のマイクで誰よりも強い修斗愛を宣言して興行を見事に締めくくった。岡田の次戦は正規王者の佐藤将光戦となるか。興行を締めるチャンピオンに青木からは岡田は修斗の財産と言わしめた。


乱雑な文章とは思いますが、ご了承下さい。UFCは余力があれば後日触れようと思います。久々の格闘技観戦に心躍りました。

GONG(ゴング)格闘技 2020年 7月号

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  • この記事を書いた人

jonny

格闘技視聴歴15年。入口はK-1 MAXからです。現在は月1回程度会場観戦をしています。主にキックボクシングとMMA、一部プロレス、ボクシングについても記事を投稿していきます。

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