本日10月28日㈬第2弾対戦カードが発表された。
今回の注目カードは既に参戦が発表されていたスーパーウェルター級王者木村フィリップミノルとアビラル・ヒマラヤンチーターの一戦。
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【大会概要】
K-1 WORLD GP 2020 JAPAN
2020年12月13日㈰両国国技館
◇既存発表カードはこちら◇
≪スーパーウェルター級≫
木村’’フィリップ’’ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO)現同級王者
アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)HEATミドル級王者
木村は王者戴冠後初の試合。前回の大阪大会で安保が山崎に敗れた為、木村×安保の一戦は実現せず。コロナによる外国人渡航制限の関係もあり、欧州の強豪を招聘することは敵わない中、国内在住の現HEATミドル級王者との一戦が用意された。ヒマラヤン・チーターは9月のHEAT47で竜也を1RKOし王座を防衛、防衛後はHEATのリングで強豪を迎え撃ちたいと発言したが、ここでK-1に参戦して現役王者との一戦が組まれた。木村は自分やファンが希望していたカードではないと不満を漏らすも、国内で相手を探す必要がある今、ヒマラヤン・チーターは外国人枠としては適当ではないだろうか。
≪フェザー級≫
卜部弘嵩(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)前スーパーフェザー級王者
才賀紀左衛門(日本/PURGE TOKYO)
弘嵩は昨年11月の横浜大会以来の試合。前戦はトーナメント2回戦のジャオスアヤイ戦。その後は現役を続行するか引退か状況がわからなかったが、再び闘争心に目覚め本大会の参戦決定。対する才賀はK-1参戦を発表し、大阪大会で武尊とエキシビションマッチを行った。1年内の試合が予告されていたが、ここで前王者との試合が組まれた。両者見知り合った仲で、リスペクトを口にする才賀とそこにはあまり触れぬ弘嵩。子供の為に闘うと発言する才賀と自分の為に闘うと発言する弘嵩。性格面で相対する両者の対戦は後にバチバチの展開になるのではないか。
≪スーパーライト級≫
佐々木大蔵(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)現Krush同級王者
大和哲也(日本/大和ジム)
佐々木は10月のKrushで中野戦に判定勝利。今回ショートスパンでマイクでの希望通りK-1本戦に参戦決定。対する大和は昨年末のK-1名古屋大会で不可思にKO負けして以来の復帰戦。両者お互いのファイトスタイルと哲学を認め合う和やかな会見。テクニックが際立ちより強さに磨きがかかる佐々木とキャリア終盤で精神に磨きをかける大和。佐々木が攻撃パターンを覚えるまでに大和のパンチが当たるかに全てがかかっていると思う。
≪スーパーライト級≫
不可思(日本/クロスポイント吉祥寺)
鈴木勇人(日本/K-1ジム五反田チームキングス)
不可思は3月の安保戦、9月の平山戦でいずれも判定で敗れている。直近の平山戦では平山のジャブで3度ダウンを奪われており、ダメージ蓄積が気になるところ。それでも今回ショートスパンで試合が組まれた。対する鈴木は10月のKrushで松本篤人と激しい打ち合いの末にKO勝利。ここで名前のある選手との一戦が組まれチャンスが巡ってきた。鈴木はミドルキック主体のスタイルからパンチにも自信を付け、新たな引き出しを見せ始めている。不可思はローで試合を作ってきたが、前戦を受けこのルールでローで倒し切ることの難しさを実感しているだろう。序盤から打ち合ってくるのではないだろうか。鈴木もパンチに自身を付けており、打ち合いに応じてくると予想。
≪ライト級≫
大沢文也(日本/TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
瓦田脩二(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
大沢は前回7月のKrush114で蓮實光にKO負け。今回復帰戦となる。対する瓦田は9月の大阪K-1でSEIYAに判定勝利。同階級の強豪に連勝し、タイトル戦線に急接近。何より個人的に激推しの選手である。両者は大沢が総本部に出稽古に行った際に練習したこともあり、プライベートでも親交がある模様。本試合決定に際し、瓦田が胸を借りるつもりで挑むと連絡すると大沢からはぶっ倒しに来いと返信があり、両者覚悟を決めた様子。大沢は2人が闘う日が来ることを瓦田の活躍を見て予期していたという。
≪スーパーウェルター級≫
和島大海(日本/月心会チーム侍)
藤岡裕平(日本/九州ジム-VLOS)
和島は9月の大阪大会でラーシーシン・ウィラサクレックにKO勝利。試合を希望していたところ、今回ショートスパンで試合が組まれた。対する藤岡は九州を主戦場としており、大和等に出場歴がある。藤岡には海外で世界戦の構想があったようだが、昨今の情勢を踏まえて今回K-1への参戦が実現した。
≪スーパー・バンタム級≫
佐々木洵樹(日本/POWER OF DREAM)
璃明武(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
4戦4勝の佐々木、6戦6勝の璃明武。ここでどちらかに黒星が付く一戦。両者前回龍斗に勝利しており、佐々木は龍斗の減量失敗による減点からの僅差の判定勝利。璃明武は終始ペースを握っての判定勝利。階級アップの佐々木の適応具合が勝負の鍵か。
≪フェザー級≫
軍司泰斗(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
亀本勇翔(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
軍司は玖村将司とのKrushスーパーバンタム級タイトルマッチに敗れ、王座戴冠ならず。兼ねてより減量苦があり、今回フェザー級へ階級アップ。亀本はKrushスーパーバンタム級王座決定トーナメントで椿原龍矢にKO負けし、以降はビッグバンを主戦場としていた。ビッグバンではスーパーバンタム級のベルトを獲得するも、返上し階級アップとともにK-1に初参戦。